お知らせ



◆◇ お知らせ 

2018/11/29

平成30年の報恩講

今年の報恩講もみなさまのおかげにより、

11月24日(土)、25日(日)の2日間、

無事におつとめすることができました。

準備の日から若い世代の方にも来ていただけた

おかげでとても手際よく段取りが進みました。

心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
法要の幕張りさんによって、大きな幕がキレイに張られます。

お華束(おけぞく)は、

米粉を蒸して、杵でついて、伸ばして、型抜きして、

1日乾燥させてから組み上げます。

手間がかかりますが、それ自体がお供えするという行為

とも言えます。
ご本尊の前。お荘厳(しょうごん=おかざり)も整ってきました。

お花は、ご門徒の笠原花店さんが立ててくださいました。

若々しく華やかでとても素敵です。
親鸞聖人の前。お華束がキレイですね。
いよいよ、おつとめの始まりです。

大勢のお寺さんで迫力のおつとめでした。



お話は、滋賀県長浜市より夏木一丸先生。

ご自身の体験や笑いも交え、親しみやすいお話をいただきました。

みなさんからも、お話を聞けて良かった、という声をいただきました。

報恩講といえば、「おとき」です。

170食の用意がものすごく手際よく進んでいます。
昔ながらの定番のおときは、レシピを作るなど、

ちょっとずつ改善しています。

お昼からも大勢の方とご一緒におまいりです。
おまいりに続いては、専応寺コーラスグループ

「コール・ディーヴァ」の登場です。

童謡や仏さまの歌をみなさんと一緒に歌いました。

とても良い雰囲気でした!


さて、おおまかに報恩講法要の流れを紹介させていただきました。

報恩講という1年で一番大きな法要は、700年以上続いています。

伝統のありがたさはもちろん、現代を生きる私たちにとって

気づかされるものがたくさんあります。

お華束をともに作り上げる楽しさ、

大勢のみなさんと一緒にお経を読むときの一体感、

ご法話を聞き自らの人生を思う時間、

お掃除を通して本堂の歴史に触れる瞬間、

などなど、たくさんの体験が詰まっています。

今年も大勢の方におまいりいただくことができて

本当に感謝しています。

もし、今年はお寺に行けなかった、という方がおられたら

来年はぜひぜひお越しくださいね。

ご一緒に報恩講法要をいっぱい味あわせていただきましょう。

あらためて、ありがとうございました。