4年前、娘を亡くし、その後この言葉を前にした時、
涙があふれました。
文字に震えて涙をこぼしたのは初めての経験でした。
涙があふれました。
文字に震えて涙をこぼしたのは初めての経験でした。
娘を亡くすまでは
「皆、悉く彼の国に到るか、ありがたいことだな」
ぐらいにしか思いませんでした。
しかし、わが子の死という苦しい体験をしてから
しかし、わが子の死という苦しい体験をしてから
あらためてこの言葉を見た時、
体の中から熱いものが込み上げてきました。
中略
「皆到彼国」でも伝わるものを、「悉く」とのお示し。
それこそ一切衆生を救わずにはおれないという
阿弥陀さまの大慈悲を感じた瞬間でもありました。
大乗5月号 松岡 満優 師の言葉より