2018/02/14

老衰も大変

今日おまいりにうかがった方にお聞きしたお話です。

「私の母は、95歳まで生きて老衰ですうっと亡くなりました。

みんなから、大往生やね、良い最後やったで幸せやね、

と言われるんです。

でも母は最後までしっかりしてて、はっきりと言いました。

老衰で良いと言われるかもしれんけど、

老衰も大変なんやって。

最後の方で冗談かもしれないけど、末期の水をちょうだい、

と言ってみたりね。

それでちょっとして本当に亡くなって。

毎日顔見に行ってたけれど、こういうところは

何なんだろうって思いますね。

もっといろいろしてあげればよかった、と未だに思うし」

涙を浮かべながら話してくださいました。

自分の身近な方だからこそ、「いのち」が、

これだけの迫力をもって迫ってくるんですね。

このお母さんが残されたものはとても大きいと思います。

高齢まで元気でおられて、すうっと亡くなられたとしても、

そのいのちのありさまは、人によって全然違うということ。

当たり前のことですが、あらためて教えていただきました。