2018/02/26

御用聞き

「買い物に困ってねぇ。

免許はもちろん無いし、

自転車も危なくなってきてやめて。

残ってるのは歩きだけ。

でもこの近くにはスーパーが無いから、

バスで行くしかないのね。

買うものをメモして行くんだけどやっぱり

何か忘れることもあるし。

街中だったはずなのに、困ることになるなんてねぇ」

というお話を一人暮らしの方から最近

本当によく聞かせてもらいます。

そんなとき先日おまいり先でうかがったお話を

思い出しました。

「昔は御用聞きというのがあってね。

味噌や醤油の注文を取りに回って来るんだよ。

魚屋さんなんかもリヤカー引いてたかな。

今思うと選択の幅は少ないけれど、車が無かった時代に

定期的に届けてくれるシステムというのも

ありがたいものだったかもしれないね」

とのこと。

人と人の距離が近く、今とはまったく違った社会の

様子が伝わります。

懐かしむだけでなく、そこから現代に活かせる

やり方というのが必ず見つけられるんじゃないか、

とも感じました。

(何人かの方のお話をまとめています)