2018/02/02

人生

今日おまいりにうかがったお宅の方は、

今年100歳になられる。

まだまだお元気で、お医者さんからも体は

特に何も問題ないと言われている。

戦争を経験しておられ、その体験を自筆で残そうと

されておられる。

さらに、この年齢で、相手のことも考えながら

会話も楽しんでおられる。

今日はその方から戦争体験記をいただいた。

授業で学んだり歴史家が書いたものではない、生の現実感。

あまりに狭い範囲のことで、全体から見たら

違うこともあるのかもしれないが、そのリアリティはものすごい。

手記を読ませてもらったりお話をうかがっていると、

申し訳なくて

「戦争は仕方ない」とか、亡くなられた方を

美化するなどということは到底できないと心底思わされる。

その方も言われていたが、

「私が生き残っているなんて、

本当に運が良かったとしか言えん。

戦友がどんな思いで死んでったのか、

生きてたら何をしてたのか、

ふと考えると眠れなくなることがあるよ。

こういうこと(戦争)に巻き込まれない時代が

続いてほしいと思うけれど、

戦争の現実を知らない人が増えるというのも恐ろしいね。

かと言って、戦争の話を誰にでもできるほど

私も強くないしね(笑)」

ひょうひょうとではあるけれど、

複雑な心境を話してくださった。

良い悪いではなく、知っているか知らないか、

がとても大切だと感じる。

その上で自分ならどうなのか、自分の頭で考えるしかない。

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*専応寺では、今年も「岐阜空襲のお話」を

 聞かせてもらう会をおこなう予定です。

 追ってまた日時をお知らせしますので、

 ぜひご参加ください。