2018/05/02

5月ーお庫裏さんの部屋

「私ねぇ、今こんなことやっとるんやて。」

4月のお常飯に伺った時、


80代女性のMさんから見せられたのは、

中日新聞コラムを書写したノート。

新聞社から出ている専用のものです。

硬筆のお手本かと思うほど美しく

きちんと最後まで丁寧に書かれています。


「もう何年も続けとるけど、

息子がよう続くと感心してます。」と。

まず文章を読み内容を理解し、

それから書写するそうです。

きれいに書く為、自分なりの工夫もされ、

几帳面さに感心しました!

「ボケ防止やわ。でもね、こうして家にばかりおると、

一日声出さん日もあるでね。

何か胸の中に溜ってもやもやする。」

ともいわれます。

そこでハタと気づいて、

今お勤めしたお経本の後ろの方を開いてみると、

ありました!

聖訓のページ。

お釈迦様や、親鸞様、蓮如上人、他にも

仏教や真宗の味わい深い言葉が

数行づつにまとめられていて、

私も毎朝お勤めの時にいくつかを音読しています。

そこで、これを少しづつお仏壇の前で

声に出して読んでみてはと勧めました。

するとさすがMさん

「そしたら読む前にまずこれを筆で書いてみる。

それから家の中に貼って、読んでみる。」

と言われたのです。

5月のお常飯でお話を聞くのが楽しみです。